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紳助さん引退会見全文「悩みを解決していただいた」「松本には前もって伝えた」 [紳助さん引退会見全文「悩みを解決していただいた」]





23日夜行われた吉本興業の会見でタレント、島田紳助(55)自身による説明は以下の通り。なお、説明にあるAさんとは、吉本興業によると数十年来の友人だが、長い友人関係の後、暴力団関係者となってしまった。紳助はAさんを暴力団関係者と認識していなかった。BさんはAさんの知人で、当初から暴力団関係者と認識していた。

【フォト】紳助さん一問一答「僕の中ではセーフだが、間違っている」

 「きょうをもって芸能界を引退することにしました島田紳助です。もう守るべきは何もないですから、すべてを正直にしゃべろうと思っています。十数年前なんですけども、解決できない自分の悩み、トラブルがありまして芸能界を去ろうと決意しました。そんなときに昔からの友人のAさんが、数年に1回会う程度だったんですけれども、悩んでいると聞いて『どうしたんだ』と電話してきた。Aさんに悩みを話したら、ヤクザ組織のBさんに話をして、すべてクリアにしていただきまして、悩みを解決していただいた。そこで人として恩を感じました。

 Bさんは『お前は芸能界の人間である。われわれは組織の人間である』と、会うことはマイナスで『会わずに頑張ってくれ。心と心がつながっていればいい』といわれ、深く感謝した。ですから個人的にも直接メールすることもなかった。人としてありがたいなという気持ちを持ち続けてきた。Aさんを介して『今年も1年頑張れました』とメールをお願いしたこともありました。直接付き合ったらいけないこともわかってましたので、直接電話することもなかった。

 十数年間の付き合いのなかで(Bさんに)1回も会ってないかというと、そうではありません。回数は十数年のなかで約4、5回だと思います。最後にお会いしたのは今から約4年半前にバーをオープンしまして、そのとき来られて、会員制で店に入れなかったのでバーの人間から電話がかかってきて行ったのですけれども、そのときにお酒を飲んでお帰りになりました。その4年半前が最後です。大阪・ミナミで食事をしていて、近くにおられると聞いて『お元気そうですね』と顔を見て、帰ったこともあります。

 6年前に僕がトラブルを起こしたときに非常にへこんで、食事ものどを通らず、いろんな方から励ましの言葉をいただきました。芸能界の先輩からメールいただいたときも同じように『ありがとうございます』と、『あなたが励ました言葉で頑張れます』と、『あなたがいてくれるから心強いです』と、芸能界の先輩方にもそういう言葉を返したり、メールを返したように、Aさんから『Bさんがそうおっしゃってるよ』と電話を頂いたんです。Aさんに対し、『ありがとうございます。いてくれると心強いです』というメールを送りました。励ましていただいた数々の先輩方にも同じようなメールを返しましたので、僕自身は特別2人に守ってもらっているという意識はありませんでした。

 正直言って、僕の中では芸能人とそういう業界の中の付き合いはいけないと理解していたし、あちらも十分理解されていた。絶対、普段会うようなことを向こうも求められなかったですし、向こうも『会ってはいけないんだ』とおっしゃっていた。ですからAさんを通じてメールを送ったり、なんかあったときも言葉を頂いたりとか、そういうことを繰り返しました。私のお店にも何度か来られたことがあるようですが、頻繁に来られていたとも思いません。

 正直言いまして、悪いことをしているというか、いけないんだという意識はなかったです。芸能界のルールとして問題ない、違反じゃないんだという認識でおりました。日曜日の夜まで…。そして日曜日、24時間テレビが終わって、メールを見せられて『覚えてるか。送りましたか』と聞かれて、『はい、送りました』と。十数年間に5回ぐらいお会いしたと、正直に語りました。

 『紳助くん、でもそれは業界のルールとして駄目なんだ』と、『法律には問われないけど、芸能界のモラルとしてやってはいけないことなんだ』と言われ、自分の認識の甘さを知りました。少年時代に友達だった人でそういう業界に行った人にも『ごめんなさい。芸能界のルールでどうしても会うことができないんです』と断ったこともあります。自分の中でこれはセーフだと思っていたのですが、吉本興業側からそれはアウトなんだと説明されました。

 そして、心から反省し、その場で責任を持って引退しますと会社に伝えた。今から2時間ぐらい前に吉本興業から引退を受け入れると返事があった。なぜ引退かというと、吉本興業でもベテランになる。若手が会社に700人ぐらいおります。普段から厳しいことを言っている僕がそういうあいまいなことではいかんと、自ら一番厳しい引退という言葉を使って引退すれば、今後若い人たちが過ちを犯さないんじゃないかという決断をした。

 ここ数年間、わけのわからん記事をいっぱい書かれました。本当に悔しかったです。ヤクザを使って競売物権を買ったとか、不法なカジノに出入りしていたとか、そんなこと命を賭けてありません。僕がそんなことをしていたらみなさんの前で腹を切ります。僕はこれから一般人ですから、本当に嘘のことを書かれたら告訴する気持ちでいます。明日から普通の人ですから、静かに暮らしていきたいと思います。弁解でなく、僕のルールの考え方が間違っていました。本当に申し訳なく思っています。以上、僕の状況と思いです」

 ■一問一答の抜粋

 --なぜ今になってメールが出てきたのか。

 「わかりません。聞かれたことを正直に答えた」

 --他のタレントに伝えたのか

 「前もって伝えたのはダウンタウンの松本です。29で漫才をやめるきっかけを作ったのが松本でした。ダウンタウンの漫才を見て、ああ終わりやなと思った。芸能界を終わるときも奴だけには伝えた」

 「どうもみなさん、こんな時間にお集まりいただきまして、最後の切腹の介錯をしていただきまして、本当にありがとうございました。悔いはありません。この3日間、反省した結果、ぶれることなく引退します。どうも、ありがとうございました」

「この記事の著作権は、産経新聞 に帰属します。」











http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000505-san-ent











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