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島田紳助さん「引退しないと示しがつかない」 [島田紳助さん「引退しないと示しがつかない」]





タレントの島田紳助さん(55)が23日、緊急会見を開き、同日付で芸能界を引退すると発表した。所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーでの会見冒頭、深く頭を下げた後「きょうをもって芸能界を引退することにしました、島田紳助です。もう芸能界辞めるわけですから、守るべきものもないですから、吉本興業にも全て正直に話しましたし、きょうも全てしゃべろうと思っております」と口早に語った。

【島田紳助のヒストリー】漫才デビューの1977年から現在まで

 紳助さんは、数十年前に芸能界引退を決意するほどの「自分で解決できない悩みがあった」といい、その際、相談に乗ってくれた古くからの知人Aさんが、暴力団組織のBさんに話をしたことで「僕の悩みをクリーンにしてくれた」という。その際に恩義を強く感じるも「僕の中では芸能人と暴力団の方が付き合っていけないのは十分理解してましたし、百も承知してました。なので、Aさんを通じて言葉を頂いたり、送ったりをしてるのみでした。そしてそれが、悪いことをしている認識はなかった」という。

 事務所から事実確認を求められた際に全てを説明したところ「吉本は『それは駄目。芸能界のモラルとしてそれはやってはいけない』と説明され、自分の認識の甘さを知った」といい、「僕が間違ってたし、心から反省している。その場で、『責任をもって引退します』とお伝えしました」と引退を決意したという。

 「引退」を口にした理由として、「僕も吉本興業でも相当ベテランになり、後輩は700人くらい。今まで後輩に厳しいことを言ってきたぶん、いい加減な処分だと示しがつかない。今後若い人たちに、そういう過ちを犯さないで欲しいと思い、そういう決断にしました」。また「一番重い処分を与えたので、許していただければと思います。自分勝手な引退で本当にすいませんでした。明日から普通の人に戻って、静かに暮らしたいと思います」と話し、最後は「島田紳助の最後、切腹の介錯をしていただきまして、本当ありがとうございました。悔いありません。多くの方に出会えて感謝の気持ちでいっぱいです」と会見場を後にした。

「この記事の著作権は、オリコン に帰属します。」











http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110823-00000336-oric-ent











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